情報提供型のホームページ
「患者さんが必要な情報」を
・「患者さんの立場」で提供する
・「情報提供型」のホームページ
に仕上げましょう。
我々はこうした「情報提供型のホームページ」を多くの会員さんにおすすめしています。
確かにこうしたホームページは、「文字が多く」て「お洒落度にかける」ため、好き嫌いが別れます。ホームページ作成会社がするように「お洒落な写真」をたくさん使って、「それらしい」コンテンツを作るのが、今の「はやり」のホームページですから。
しかし私の経験からすると、ホームページ作成会社が作るような写真のオンパレードのホームページは
・「商品紹介型」のホームページ
になりがちです。
そして商品紹介型のホームページの場合、商売につなげるのが非常に難しいのです。
優秀な営業マンと同じアプローチ
営業成績の良い営業マンは「商品の紹介」をする前に、「お客さんの悩みの解決」や「お客さんのニーズを満たす」ためにどうすれば良いかについて、お客さんにいろいろな話をします。
まずは「お客さんの悩みを解決するための情報」を最初に提供して、お客さんの信頼を勝ち取った後に、初めて商品の紹介をすると思います。
ホームページも同じこと。
いきなり商品紹介から始めても、なかなか物は売れません。
あなたのホームページにアクセスする人は、
・あなたの「商品」を買いに来ている
わけではありません。
商品を買いに来ているのではなく、
・自分の「悩みやニーズ」を解決する「情報」を収集する
ためにホームページにアクセスしているのです。
したがって、こうしたニーズに応えてあげないと、アクセスした人はあなたのホームページに興味を失って、すぐに別のサイトに移動してしまいます。
まずは、
・「お客さんの悩みやニーズ」を解決する「情報」を提供する
ことによって、アクセスした人の気持ちをつかみましょう。
アクセス者に役立つ情報を提供して、
・このホームページは、役に立ちそうだ
と思ってもらいましょう。
「このホームページは役に立ちそうだ」と思ってもらって初めて、医院に興味を持ってもらえるのです。
この順番を間違えるとなかなかホームページでは反応が取れません。
実店舗を補完するホームページ
ところで「お客さんに豊富な情報を提供する」といっても、実店舗で行えることといったら、
・営業マンが説明する
・分厚いパンフレットを作る
といった手段しかありませんので、コスト面や手間の面で、なかなか実現するのが難しいのが現実です。
しかしチラシや広告に「情報をたくさん掲載する」のは難しくても、「ホームページアドレスだけを掲載」し、詳しい情報はホームページを参照してもらうことは可能です。
パンフレットやチラシといった紙の資料で、「豊富な情報」を提供しようとすると、印刷コストや配布コストが馬鹿になりません。でもホームページであれば、簡単にこうした情報を提供できます。
またホームページで情報を事前に提供しておくと、後で営業マンが訪問した際にも、説明がずっと簡単になるという効果もあります。
こうした意味で、
・ホームページを、実店舗の営業活動を補完する
「情報提供チャネル」に仕立て上げるというのは、非常に有効な戦略です。
以上、ホームページでは「お客さんが喜ぶ情報の提供」が重要だということがお分かりいただけたことと思います。
ぜひ、ホームページにお客さんが喜ぶ「情報コンテンツ」をたくさん用意してください。